
国内営業部
仕事内容
入社半年で国内営業部に配属。
自分の器を超える仕事に必死で奮闘。
大型石油タンクの新設・メンテナンス案件を獲得するための営業をしています。入社後、半年ほど研修で国内プロジェクトの現場を経験した後、すぐに国内営業部に配属。当初は製品についての知識も不足していましたし、石油会社などの上層部の方々とも会う機会があるので、「若手の私にこの仕事が務まるのか?」と悩んだこともありました。しかし、自分に力がないのなら、とにかく社内の専門家をお客様に引き合わせることが私の役割だと考え、必死になって営業活動に奮闘。自分から働きかければ、周りの先輩方は必ずサポートしてくれますので、そうした経験を重ねながら自分なりに知識を吸収していきました。今ではお客様との折衝を自分でリードできるようになり、とても成長した実感があります。
これまでで一番嬉しかったこと
新聞に載るような重大なプロジェクトに関わり、
タンク建設工事を受注。
当社は少数精鋭で、若手にも早くから大きな仕事を任せてくれます。私も入社2年目で、数億円規模の石油タンク建設の大型案件を担当させてもらえることに。まだ経験が浅かったので、しばらくプレッシャーで眠れない日々が続きましたが、お客様と懸命に向き合い、先輩方の力を借りながら何とか受注することができました。この案件は新聞にも載り、自分の仕事がエネルギーの安定供給に貢献していると実感できることにも大きなやりがいを感じています。また当社の営業は、お客様が全国にいらっしゃるため、出張も頻繁にあります。ここ1ヶ月の間でも、青森、仙台、大阪、愛媛と各地を飛び回りました。いろんな場所でいろんなお客様と出会い、次々と新しい経験ができることも、当社の営業の大きな魅力ですね。
この会社を選んだ理由
社会貢献につながる仕事を通じて成長したいという想いが、
ここなら叶えられる。
就職にあたっては、営業職を志望していました。いろんな方に出会い、刺激を受けて成長していきたいと考えていたからです。そして、海外も視野に入れて活躍できるような場でキャリアを積み、社会貢献につながるような仕事がしたいという思いもありました。こうした私の希望が全て叶えられそうだと感じたのが、石井鐵工所でした。この会社はグローバルに事業を展開していますし、またエネルギーを供給する設備を手がけていることで社会に貢献しています。石井鐵工所の一員となり、こうした設備の営業の一翼を担っていることをとても誇りに感じていますが、まだまだ石井鐵工所はより良い会社になると感じています。会社がさらに成長していくために、これから何をしなければならないのか、自分なりに考えて実行していきたいですね。

海外営業部
仕事内容
配属先は海外営業部。
1年目から中国向け案件の貿易実務を担当することに。
入社後、配属になったのは海外営業部。当社は、世界各国でタンクやプラントの建設プロジェクトを数々展開しています。そうした海外案件の引き合いに対して見積書を提出し、内容に関してお客様から寄せられる質問に、外部の部品メーカーや社内の関係部署へ問い合わせてお応えしていく業務を今手がけています。また、海外からお客様が訪日した際のアテンドも私が担っています。こうした顧客折衝とともに、契約後の輸出手続に関するインボイス作成などの専門的な貿易実務も、私たち海外営業担当に求められる重要なスキル。入社1年目から中国向け案件の貿易実務は私に任されることになり、先輩にご指導いただきながら、社外のセミナーなどにも積極的に参加して、一生懸命勉強しています。
これまでで一番嬉しかったこと
1年目から海外出張のチャンスが。
自分の知らない世界を学べる興奮。
石井鐵工所では、入社1年目から研修の一環として海外出張のチャンスが与えられます。私もこれまで、当社がプロジェクトを推進している中国・台湾・シンガポール・マレーシア・ブルネイの各国に出張し、建設現場を見学したり、現地の協力会社を訪問してのリレーションづくりなど、いろんな経験をさせてもらっています。台湾の現場に赴いた際は、自ら作業服を着用してヘルメットをかぶり、直径約42m高さ約35mのタンクの上に登って設備全体を視察したことも……本当に見るもの触れるもの全てが刺激的で、手がけるプロジェクトのスケールの大きさやダイナミズムを肌で感じました。こうして若いうちから海外を経験し、自分の知らない世界を学ぶことができる環境があるのは、当社でキャリアを積む大きな魅力だと思いますね。
この会社を選んだ理由
どの企業よりも面接時間が長く、
私という人間をしっかり見てくれた。
人の役に立っていることを実感できる仕事に就きたいと考えていました。そして注目したのが、生活に直結するインフラとしてのエネルギー関連業界。その中でも、ヒト・モノ・カネがダイナミックに動いてプラントを作り上げる仕事に惹かれて、メーカーを志望するようになりました。大企業よりも、社員全員と顔見知りで挨拶できるような規模の会社を探していたところ、出会ったのが石井鐵工所。それまで受けたどの企業よりも面接時間が長く、私がどんな人物なのかをしっかり見ようとしてくれたことにとても好感を持ちました。また、少人数であるだけに一人ひとりが扱える仕事が大きく、ここならいろんな経験ができそうだと思ったことも、当社を選んだポイントのひとつです。実際に入社してみて、まさにその通りだったと今実感しています。

技術部にて電気計装担当
仕事内容
プラントの「電気」を操る。
中国のエネルギープラントの設計を担当。
私は現在、電気技術者として、プラントを管理する計装品の設計やプラントを稼働させるための電気系統の設計を行っています。配属後、先輩社員から設計に関する基本的な知識を教えていただいた後、1年目の9月から4ヶ月間、海外研修で台湾のアンモニア貯蔵プラント建設現場に赴任。計装品がプラントでどのように機能しているのか、それをリアルに理解できたのは非常に勉強になりました。また、現地のスタッフと協業し、文化の違いやコミュニケーションの難しさを肌で感じたのもいい経験になりました。そして2年目からは、中国でのプロジェクトを担当することに。東京で設計して中国の工事担当者に指示を出し、また、検査や試運転のために、現地に出張することも度々あります。こうして設計から納品まで一貫して関われるのは、当社の大きな魅力です。
これまでで一番嬉しかったこと
研修の一環で「浮屋根式タンク」の模型製作に挑戦。
それが展示会で大好評!
石井鐵工所は研修がたいへん充実しています。技術部に配属になった後も、自己啓発課題として「浮屋根式タンクの動く模型を造る」というテーマが与えられ、同期の3人で取り組むことに。強度計算書の作成から、図面の作成、材料調達、そして製造・組み立てまでの工程表を作って、本物のタンク製造さながらに管理しながら完成させました。わからないことだらけで、強度計算や図面の作成は技術部の先輩方に教わり、製造・組み立てに関しては工場の職人さんに質問してばかりでしたが、そのおかげで社内のあらゆる人と関係を持つことができ、会社全体で一つのプロジェクトを実行することを体感しました。出来上がった浮屋根式タンクの模型は、中央区産業文化展の当社のブースに展示。来場者、特に子供たちにとても好評で、あの時は感激しましたね。
この会社を選んだ理由
社会インフラを担う「ものづくり」ができて、
若いうちから多くの経験が積める。
「ものづくり」ができる企業に就職したいと考えていました。特に社会インフラの一端を担うような大きな「ものづくり」に関わり、そして私自身、日本という狭い枠に収まりたくないという思いがあって、海外に飛び出すチャンスのある企業を探していたところ、石井鐵工所に出会ったのです。実はそれまで当社のことは知らなかったのですが、説明会で話をうかがったところ、自分が考えていた条件にマッチし、またタンクのみならずプラントの設計も行い、大学で専攻した電気の知識を役立てることができるということ、そして若いうちから多くの経験を積めることがわかり、とても魅力を感じました。さらに詳しく調べてみると、海外での実績が豊富にあり、グローバルで活躍できる機会も多いに違いないと入社を決意したのです。

工事部
仕事内容
国内、海外のタンク建設プロジェクトの指揮を執る毎日。
タンクの設計のキャリアを8年積んだ後、現在は工事監督として国内、海外のタンク建設・補修工事の現場管理をしています。2013年2月まで3年間、東南アジアのブルネイに駐在し、石油タンク新設工事のプロジェクトマネージャーを経験。現場で日本人は私一人で、様々な国籍の100名ほどの外国人スタッフを管理しながら工事を進め、進捗状況に応じて次工程の予定を組んだり、図面通りに建設されているかどうかチェックしたり、あるいは発注主である外国の石油メジャーのお客様との打ち合わせに臨んだり、ブルネイ政府の要人と会う機会もあったりと忙しい毎日でした。工事監督は幅広い仕事を任され、大変責任のあるポジションですが、自分が主導して巨大なタンクの建設を進めていくことに非常に大きなやりがいを感じています。
これまでで一番嬉しかったこと
困難を乗り越えて工事を完遂できた時の感動は、
この仕事でしか味わえない。
ブルネイに赴任した当初は、外国人スタッフたちとの意思疎通に苦労しました。日本ならスムーズに運ぶことも、海外ではなかなか思うようにいかない。とにかく自分の意図を理解してもらえるまで、とことん彼らと向き合い、時には絵を描いてわかりやすく伝えるなどマネジメントに奮闘。また工事を進めていると、想定外の事態に直面することもあります。私がこちらで最初に手がけたのは既存タンクの改修案件だったのですが、工事を行うのが難しい箇所が発覚し、それにどう対応するか頭を悩ませました。現場の責任者は私ですから、私が判断を下していかなければなりません。しかし、そうした困難を乗り越えて、無事工事が完遂できた時は、スタッフたちと一緒に本当に大きな感動を分かち合うことができます。それが現場に立つ者にとっての何よりの醍醐味です。
この会社を選んだ理由
総合エンジニアリング企業であるため、
いろんな経験ができると感じた。
自分の仕事の成果が目に見える仕事に就きたいという思いがあり、巨大な構造物を手がけている石井鐵工所に興味を惹かれました。設計から工事まで全てを行う総合エンジニアリング企業であるため、ここならいろんなキャリアが手に入るのではないかと、当社を志望したのです。事実、これまで設計業務も現場管理も両方経験し、自分の幅が大きく広がっています。また、社会的に意義の大きな仕事に携われるのも当社の魅力です。たとえば先の東日本大震災の際、ブルネイ国から無償で石油が日本に贈られたのですが、その石油は私が工事を管理したタンクからタンカーで日本に運ばれました。そこに自分の仕事が大きく関わっていると思うと、とても感慨深いものがありましたね。