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2020年12月21日
大正時代に当社が納入した鉄塔(架線柱)が見つかりました
大正時代に当社が京浜電気鉄道株式会社(現・京浜急行電鉄株式会社)に納入した鉄塔(架線柱)※が見つかり、9月25日に横浜市の京急ミュージアムで鉄塔に取り付けられていた銘板の譲渡式が行われました。

見つかった鉄塔は今から100年前の1920年(大正9年)に当社が納入したもので、当社に記録は残されていませんでしたが、銘板に記されていた社名がきっかけとなり発見に繋がりました。

この鉄塔は、電車用の架線柱と送電鉄塔を兼ねた構造となっており、電車への送電とあわせて、桂川電力(現・東京電力株式会社)の水力発電所から沿線地域への電力供給の一端を担っていました。
関東大震災や太平洋戦争の戦火にも耐え抜き、時代の変化で上部の送電鉄塔部分は撤去されましたが、現在でも架線柱部分は京急本線の八丁畷~鶴見市場駅間で使用されています。

本年が当社創業120年であることと、鉄塔製作から100年の節目であることを記念して、京浜急行電鉄のご厚意により当社が譲り受けることとなりました。
両社の事業分野は異なるものの、共に明治時代に創業して以来、日本のインフラを支える企業として成長して来ました。100年の時を経て再びご縁が見つかったことに感慨を覚えます。
当社はこれからもエネルギーインフラの発展に貢献して参ります。

※鉄塔(架線柱)とは、列車のパンタグラフへの電力供給用の電線や一般電力用の送電線を吊るすためのビームを支える鉄柱のことです。
2020年11月16日
主要株主の異動に関するお知らせ (0.062MB)
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