
内部浮蓋付き固定屋根式タンク
ブルネイ
常圧タンクは、大気圧または大気圧に近い微圧で、大量の液体を貯蔵するタンクです。原油、重油やガソリンなど生活に欠かせないエネルギーを安全に保管しています。
また、カーボンニュートラル燃料であるe-fuel、SAFあるいは水素キャリアとして注目されているMCH(メチルシクロヘキサン)を貯蔵することも可能です。
浮屋根式タンクは、浮屋根を液面上に直接浮かべ、貯蔵液の受け払いに伴って浮屋根が上下する構造です。
揮発損失を極力抑制するために、浮屋根と側板の間は特殊なシール構造となっており、原油・ナフサ等の大量貯蔵に適しています。浮屋根はシングルデッキタイプとダブルデッキタイプがあり、ダブルデッキタイプのほうが外力に対して強度が高く浮力が大きいため、より安全な構造となっています。
ドームルーフタンクは、球面の屋根を取り付けたタンクで、内圧に対して有利な構造となっています。
また、屋根は屋根骨で支持されており、支柱がないことも特徴です。
コーンルーフタンクは、円錐型の屋根を取り付けたタンクで、屋根骨は支柱で支持された構造となっています。
内部浮蓋付き固定屋根タンクは、浮屋根と固定屋根の長所を組み合わせたタンクで、内容物の揮発損失を抑制しつつ、雨水の浸入を防ぐ構造です。タンク内を窒素等不活性ガスで加圧シールする場合もあり、密閉性を高めたい場合に有利な構造です。
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