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01.入社の経緯を教えてください。
当社を知ったきっかけは、大学の研究室からの紹介です。OBが多く活躍しており、早い段階で現職のリアルな声を聞けましたので、工場見学の時には、自身が就職し、働く姿を想像することもできました。なお、大学時代に没頭した化学の研究は、目に見えないものを対象としているため、当社が作る目に見えて大きなタンクは真逆の物質と言えます。そのインパクトが強く響いたことも、入社への後押しとなったのかもしれません。
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02.学生時代はどのように過ごしましたか?
大学での4年間は「サイクリング部」に所属し、春は南、夏は北の地方へと宿泊旅に出掛け、サーキットを走るロードバイクの大会にも参戦。寿司店の厨房でのアルバイトも辞めることなく、良い仲間にも恵まれる充実の大学生活を送ることができました。その後は研究職を志し、大学院へと駒を進めるのですが、研究が進むに連れて「この道ではないかも」と考えるようになり、一般企業での就職へと舵を切りました。
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03.現在の仕事(役割)のやりがいとは?
現在はタンクの新設工事現場を管理し、完成に導く監督役を担っているのですが、四方を囲む足場が外れ、タンクの全貌が明るみになる瞬間の達成感、充実感はやはり格別なものです。
また、単身インドネシアに渡って現地スタッフらと連携して行った工事や、球形タンクの上下極板のみの更新を行った工事など、難しく、前例のない仕事が完了した時にいただける感謝の言葉は特に印象的で、鮮明な記憶となっています。
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04.石井鐵工所で働く魅力とは?
社員全員が主力製品に携われることや、ターゲットが狭い分、一人一人の専門性が高まり、特化型のプロになれるところが「タンクの石井」ならではの魅力だと思います。そして、人同士の繋がり、関わりも強いです。私の部署に限って言うと、現場で顔を合わせる社員はごく少人数となるのですが、だからこそ忙しい中でも上司や先輩が親身に接してくださり、関係性の明るさをより鮮明に感じられています。
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05.今後の夢や目標について、教えてください。
学生時代が全くの別分野でしたので、ようやく「建築施工管理技士」の1級試験に臨める経験年数に達しました。ですので、まずは合格を目標に。また、30代となりましたので、今まで上司や先輩からいただいた知識や経験を咀嚼して、人材育成に活かしていきたいです。ちなみに私生活ではゴルフにハマり、最近は月イチペースで上司や先輩、取引先、地元の友人とラウンドへ出かけています。ここはスコア「90」を目標に(笑)。
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06.最後に未来の後輩へメッセージをお願いします。
就職活動に臨む際は、色々な企業をしっかり見て、知って、選んでいただきたいです。と言いますのも、今、私の同世代の中で転職経験者が増えており、会社を辞めた理由や経緯を聞くたびに「自分はたまたま納得のいく会社で、満足のいく仕事ができているのだな」と運の良さを実感しているからです。
ミスマッチの発生は、会社側にも学生側にももったいないこと。着実に選択肢を増やしながら、確実に自分の可能性を広げてくださいね。
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