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01.入社の経緯を教えてください。
高校時代は自動車整備士を目指す専門学科で学んでいましたが、実習の中で特に自信を深め、先生からの高評価も得ていた溶接技術を活かせる職業に興味を持ち始めた頃に(学校側から)勧められたのが当社でした。夏の工場見学で実際に作っている製品(タンク)や働く現場を実際に見て、具体的な魅力が伝わったことで進路を固めたわけですが、高校時代と同じ所要時間と手段(自転車)で通勤できる立地条件も後押しとなりました(笑)。
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02.学生時代はどのように過ごしましたか?
就職実績を最優先に高校を選びましたので、高校時代は自宅と学校をひたすら往復する毎日を送っていました。「苦労しながら育ててくれた母に楽をさせたい」一心でしたので、最初は成績順に高校から推薦していただける大手企業への就職を目指し、一般的な自動車整備や検査、板金塗装など、ものづくりに必要な基本的な知識と技術の習得に没頭。その中で特に向上させたいと思えたのが「被覆アーク溶接」の技術です。
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03.現在の仕事(役割)のやりがいとは?
現在は工場内の「組立班」で、浮き屋根式タンクの配管や付属品の穴あけ加工と仮付け作業、球形タンクの曲板にノズルを仮付けする作業を任されています。いつもと同じような作業からは確かな成長を、なかなか経験できないような作業からは確かなやりがいを感じる毎日です。
また、間近には丁寧で無駄な動きがなく、早くて正確な作業をこなすお手本的な先輩がいますので、今はその背中を道標として、追いかけています。
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04.石井鐵工所で働く魅力とは?
まずは手がける製品(タンク)が大きく、完成品が遠くからでも見られるところが魅力です。子どもに「お父さんが作ったんだよ」と自慢できる日が今から楽しみです。また、長く勤める中で再認識するのは、職場の雰囲気の良さ。先輩方との関係性もフラットで、仕事はもちろん、プライベートの相談にも気軽に乗っていただけています。「フットサル部」や「バドミントン部」の活動など仕事以外での社員同士の繋がりも強く、私自身も同僚と趣味で釣りを楽しむなど、公私の充実が連動しやすい会社だと思います。
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05.今後の夢や目標について、教えてください。
仕事では「半自動溶接」や「TIG溶接」をマスターし、組み立てと溶接を一手に担えるハイレベルな技術者となれるよう、まずは資格の取得数を増やすこと。同時に、公私ともに面倒見の良い先輩方のような、後輩から質問や相談を気軽に持ち掛けられる頼もしい存在を目指したいです。そのためにも、自身の子どもに対しても相談し合える関係づくりを。誰にとでも正面で向き合い、共存していく姿勢が、人として大事だと思っています。
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06.最後に未来の後輩へメッセージをお願いします。
はじめての環境には、誰しもが不安を持つものです。ただ、当社には経験豊富で優しく、相談しやすい先輩社員がたくさんいますし、ライフステージの変化にも柔軟な制度(福利厚生)も整っています。
家族との時間を大切にしてくれる会社には、その家族よりも長い時間を共に過ごすかもしれない多くの仲間がいます。私たち若手が大切な技術や風土を受け継ぎ、育み、会社を今より盛り上げていけるよう、一緒に頑張っていきましょう。
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